先日新規車検で1981’CBを陸運局に持っていった話。
以前、W1で「打刻」に拘る日本の検査登録システムを充分理解した私だった。そこへ来てまたもや「打刻」ねたである。
この車両は当時国内販売されておらず、海外(北米)向けの商品だった。
いまや輸出向け商品には間違いなく17桁のJH*やJK*、JY*、JS*で始まる車体番号(打刻)が打刻されているのは皆様ご存知のとおり。
しかしこの車両、「打刻」が3桁足りないのである。
JH*の部分が実際に「打刻」されていないのである。
しかし車検証の車体番号の欄にはしっかりとJH*から記載されている。
「これは間違いなく車検証と不一致だ、と言われるだろうなぁ」と思いつつも、リベット止めのシリアルプレートに書いてある17桁のVINに淡い期待を抱いている自分がいた。
当然ネットで下調べ。
輸入後の予備検査でこの問題に該当した人の記事を見つけたので、それを印刷して持参したことは
不幸中の幸いだったかもしれない。(これが無ければ話が進まなかったかも・・・)
かつてVINを国際化させるときに一時期だけ、それもごくまれに17桁ではなく14桁の打刻の車両が確かに存在した、と。で、それに関する証明書もメーカーから発行してもらえた、という記事。
そして検査場へ行き、書類申請を済ませていよいよ最大の関門の第1審査(外観、灯火類等のチェック、そして車検証との同一性チェック!)
検査員「はい、ウインカー、ライト切り替え・・・」
私「はい。はい・・・」
難なく進むが勝負はこれからだ!!!
検査員「はい、エンジン止めて。(フレームナンバーをチェックし始める!)んん!!???」
私「あ、反対側にシリアルプレートがありますけど・・・」
検査員「
これおかしいですよ!プレートはだめですよ。う〜ん・・・とりあえずライン通してください。終わったらあちらの小屋へ来てください。」
あ〜〜〜〜〜〜。。。やっぱりまた連れ込まれてしまった・・・・
とりあえずラインを終えて小屋へ。
他の検査員さんが「また君か」と。
げっ!!面が割れてる・・・・
検査員「これ、打刻と車検証の記載が違うから通せないんだよね。でも、こないだのみたく不正打刻らしいのは見受けられないからなぁ・・・どうするかなぁ・・・」
私「ですよね、で(ゴソゴソ・・・)同じような事があった方の記事を印刷して持ってきたんですよ。ほら、これです。あと、パーツリストに記載されているframe numberの所も」
検査員「ふーん。。。ちょっと貸して。(読んでる読んでる)なるほど・・・、ということはお客様相談センターに聞いてみると、何かしら証明を出してくれるのかな?それならばなんとかなりそうだけど、今日は無理だろうねぇ。僕らは車検証上の車両との同一性の確認が出来ないとはんこを押せないんだよねぇ。」
まぁ、そのとおりでございます。
でも、登録課のほうに印刷物等を持って、一緒に話をしに行ってくれました。(ありがとう!検査員さん)
ほとんど検査員の方が事情を説明してくれて、持って行った記事も信頼してくれて、なおかつ陸運事務所からお客様相談センターに連絡する方向で話を付けてくれました。(検査員さん、本当にありがとうございます!!)
当然その日はそれで終了でしたが、夕方に陸運局から電話があり、
登録課の方「メーカーに、確かにそのような(打刻が14桁という)車両が存在する、と確認が取れましたので、証明書の発行の為に車検証のコピーと、実際の打刻とシリアルプレートの写真をメーカーに送って、証明書を出してもらってください。15日以内にお願いします。それを超えると、またラインを通らないといけませんからね。」
と。
お〜!!!すすんだすすんだ。
古い輸入車にはこんな問題もあるんだなぁ、と思うまだまだ人生勉強中のたいしょーでした。
皆様、1980年代より古い車両をお持ちの方で、民間車検場で継続検査をしている方は今一度車検証と、実際の「打刻」のご確認を!
あなたの車両もこんな問題を抱えているかもしれませんよ〜。
て言うかさ〜、「如何にかつての新規登録の現車確認がザルだったか!」とも思える今日この頃・・・
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